分会報告 トッパンムーア労働組合
私たちが、東京労組に加盟したのは2002年末。組合の結成は、1976年4月1日遡ること20数年になります。
私たちは組合結成後、20数年に亘る資格昇格・賃金差別を受けてきました。この差別問題を取り組む背景として、一つは、解雇撤回闘争終結後の組合建て直し。二つ目は、世間で騒がれていた中高年に対するリストラが我々にも及ぶ事。組合の力を集中させる手段として、東京都地方労働委員会に「資格昇格賃金差別」問題で98年3月救済申立をに行ってきました。日本経済はまだまだ回復する兆しが見えない中、資本との対決構造をどの様に維持していくか、などを考えた末、この争いは10年というスパンで組み立てざるを得ませんでした。なぜなら第三者機関での争いを継続しながら、組合員の自立・職場に組合の地位を確立する事を目指してきたからです。
東京労組加盟の切っ掛けは、組合の定期大会に来賓として出席していただいたことから、お付き合いがはじまりました。組合員の高齢化が進み、何年か先には組合員の定年退職という現実を見据え、上部加盟問題を検討してきました。
この時期、企業業績にも陰りが見え、業績建て直しを打ち出してきました。その中味は、制度改悪と配転・転籍でした。どう考えても、我々組合員は年齢も高い、会社からは「嫌われている」ことから攻撃が掛かるだろうと考え、早急に上部団体に加盟して戦線を整備する必要があると判断をして加盟を決定してきました。(何と虫のいい話し) 現在進めている都労委の争いは、代理人を立てずに行っています。と言うのは資格昇格の制度・その適用を受けてきている本人が直接行った方が時間的ロスが少ないと判断したからです。代理人に制度を理解してもらうには、かなりの時間を掛けないと無理があります。これは今までの経験から判断してきました。技術的な側面は「素人」が行っているので弁護士並には行きませんが、思いや、恨み、気迫で迫る団体交渉の延長線上にあると考えています。
しんどいけれど、自分が差別された事をぶつける訳ですからそれはそれとして面白いものがあります。準備書面は何とか書いてきましたが、審問ははじめての経験で緊張の連続、なかなか思うように進まないのが現実です。
進行状況は、組合側証人3名が終わり、会社側証人1名の反対尋問が終わり、補充尋問と、制度問題での会社側証人の主尋問と反対尋問が残っています。制度問題はこの争いの山場と言えます、いよいよ核心部分に入ります。
今後とも宜しくお願いいたします。